ハコミセラピー ~あなたは誰ですか?~

2月11日~2月13日
LPLマスターコースの「ハコミセラピー」を受講してきた。

LPLマスターコースはLPL養成講座の修了生のための講座で
LPLメソッドのベースとなっている一つ一つのメソッドを
3日間ずつかけて学ぶ。

主宰の岡部明美さんいわく
LPLは大学、LPLは大学院というイメージ

今回は「ハコミセラピー」を3日間かけて学んできた。

LPLは「ラビング・プレゼンス・リーダーシップ」の略だが、
LP「ラビングプレゼンス」はハコミセラピーの言葉で
「愛のある存在の仕方」
「相手と共に“今・ここ”に在る」という意味だ。

LPLではこの在り方を一番大事にしている。

なので、「ハコミセラピー」はLPLメソッド の中でも
基本であり、重要なメソッドとなっている。

カウンセリングやセラピーというと
それを受ける人は
「問題を解決してもらえる」
「答えをもらえる」
「アドバイスをもらえる」
と思いがちだが、

「ハコミセラピー」は
セラピストがクライアントに寄り添いながら
一緒に探求していくというもの。

クライアントにはマインドフルネス
つまり潜在意識にアクセスできる状態になってもらう。

その状態で、体感覚を感じてもらったり、感情の反応を見ていく。
クライアント自ら、内側で起こっていることに気づいていく。

セラピストは片時も離れることなくクライアントに寄り添う。
セラピーはとても穏やかで自然だ。


ペアワークで、私はセラピスト役をやらせていただいたが、

今回、初めて
「何もしようとしない」
「ただクライアントとともにいる」
ことを体験することができた。

カウンセリングやセラピーをやっていると
つい「自分が何とかしよう」としてしまう。
しかし、それは操作が入るということ

・クライアントを信頼する
・場を信頼する
・プロセスを信頼する

そうすれば、必要なことが起きてくる。
すべては完璧に応えてくれる。

今回のマスターコースで
「私が何とかしなきゃ」をはずす体験ができたこと
「ラビングプレゼンス」の在り方の感覚をはっきり得られたこと
は大きな収穫だ。

「セラピストの存在の影響はテクニックの8倍」
だという。

そのことを心に留めて、
テクニックを身につけることに偏らず
自分の在り方をいつも意識しながら
さらに学びと実践を続けていきたい。