昨日、3月17日
「心理プロセスグループ」に参加した。
私は、今回2回目の参加となるが
実家のある長岡市で開催という便利さ
さらに、前回の参加後
私自身が急速に変化し、
とても楽になっていったので
今回も参加を即決した。
プロセスグループというのは
HITキャラクトロジー心理学協会が
主催するもので
協会の代表で
ヒーリングクリエイターの山本美穂子さんが
直接ワークをしてくださる
グループセラピーの場だ。
新潟にいながら、
リアルに美穂子さんに会えるというのも
貴重な機会だ。
参加者はそれぞれ
人生で起きている悩みや問題を持ち寄り、
順番にみんなの前で話す。
美穂子さんは一人一人の話を聞いて
その方に必要なワークを施してくださり、
時にはグループで一緒に行う。
参加者全員で、その方のテーマを共有しながら、
自分の中にも同じものがあることに気づいていく。
それぞれのテーマに個人が向かい合って、
そこを超えていくという体験でありながら
同時にみんなで超えていく。
安心安全で静かでありながら、
とてもパワフルなエネルギーを感じられる場だ。
今回、私が持って行ったものは
前回のプロセスグループからの続き
進展版というか
その後も進んでいるプロセスの中で
新たに感じている苦しい部分を
相談させていただいた。
ここではまず、
前回の内容を書いてみようと思う。
(2021年10月)
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「一人暮らしの父の手伝いに
週1回実家に行くのだが、
それ以外の時でも(自宅に戻ってきても)
父のことが気になり心配してしまう。
それが苦しいので何とかしたい」
母が亡くなって10か月
それまで母を心配していた代わりに
今度は父を心配するようになっていた。
母は生まれつき重い心臓病を患っていて
私は小さい頃から
「母が死んでしまうのではないか」
といつも心配していた。
何度も命の危険があったが、
医学の進歩で手術ができるようになり
手術を繰り返しながら77歳まで生きてくれた。
それを美穂子さんに話すと
「家の中が心配のエネルギーだった」
と言われた。
「家族がみないつも心配しながら生活している」
私はずっとそのエネルギーを持ち続けていた。
心配は足を下から引っ張るエネルギー
足をすくう。絡み取る。
美穂子さんの誘導で
グラウンディングしていると
どんどん足がしびれてくる。
美穂子さんの目を見ていると
どんどん涙があふれてくる。
そのうち、自分の手が握りこぶしを
作っていることに気づく。
その手を小さくばんざいするようにして
美穂子さんの手と合わせる。
私は泣きながら力一杯その手を押す
怒りの感情がどんどん出てくる。
母にできなかったことへの怒りを
押し込めてきた。
病気の母に心配をかけてはいけない。
いつも母に気を使って抑えてきた感情。
全部、感じないようにしてきた。
泣いて怒りの感情を出しきると
ぐったりと疲れきった。
グループの人たちが
私を背中側から支えてくれる。
「支えることはあっても、
支えてもらったことなかったね」
「お母さんはあなたをとても愛していた」
でも、その表現が「心配」だった。
私は納得した。
父も母も私も心配性。
わたしは3年前に不安神経症になった。
「愛」と「心配」は違う
「心配」は信じていないこと
「心配」は呪いのエネルギー
私の中に無意識のうちに
「愛すること」が「心配すること」に
「愛されたい」が「心配して欲しい」に
なっていたことに気がついた。
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次回につづく