先週2月3日から
清水友邦さんの「呼吸道入門講座」(オンライン)を受講している。
週1回、1回2時間、4回の講座だ。
友邦さんには、
昨年5月に湯河原の「ご縁の杜」でのイベントで
初めてリアルでお会いし「呼吸道」を体験させていただいた。
さらに7月には岡部明美さんとの岩手での2泊3日
コラボワークショップにも参加させていただいた。
岩手でのワークショップの後には
一泊二日のプライベート旅行にもご一緒させていただいた。
(なんと、友邦さんの運転で)
とにかく友邦さんはおもしろくて魅力的な方だ。
そして奥様のちゃこちゃんはとてもかわいらしい。
私はお二人のことが大好きだ。
「呼吸道」も
継続的にやっていきたいと思っていたところ、
今回ようやくそれが叶った。
まず、友邦さんに初めて会ったときにおしえていただいた
「呼吸に意識を向けると、思考が止まる」
というのが私にとっては大きな気づきで、
頭がぐるぐるするときは、
いつも呼吸に意識を向けるようにしている。
実験でやったのだが
呼吸に意識を向けながら、
昨日のことを思い出そうとしても思い出せない。
「呼吸」と「思考」は同時にできないのだ。
「呼吸道」とは瞑想に近く
「呼吸道」の目的は
「自分自身を知る」ということだそうだ。
自分が自分と思っている自分が
「本当の自分」かどうか。
例えば、
アフリカの奥地にマサイ族に連れて行かれたとして
今の自分がいるかどうか。
今の自分は普遍的な自分ではない。
正しいと思っていることも自分の考えではない。
時代や社会の背景で変わってくる。
自分と思っているのは「自我」
「自我」は後天的なもの
後から植え付けられたもの
子どもは成長の過程の中で
親や社会から植え付けられた価値観を受け入れて
「自我」を形成する。
今の自分は「本当の自分」ではない
社会に適応するために作った自分
自分じゃないものを自分だと思っている。
自己イメージから外れないように膨大なエネルギーを投じている。
男なんだから泣くな
男のくせにみっともない
心の中にある怒りや悔しさを外に出ないように
筋肉を緊張させて感情がでないようにする。
たくさんの緊張が体にたまっている。
ブロックが刻印されている。
体の筋肉を緊張させて「鎧」のように固くするのは
自分を脅かす世界から自分を守る方法。
否定された「あるがままの自分」は
「偽りの自我」にとって代わられる。
「偽りの自我」は欠落感を抱えている。
自分は何かが欠けているように感じる。
自分は不完全だ。
「自我」は思考で埋め尽くす。
体の情動を感じないようにする。
私たちは「本当の自分」を忘れてしまっている。
「呼吸道」は「本当の自分」を思い出すこと
「本来の自分」の記憶を取り戻すこと
「呼吸道」は気づきが起きる自覚の訓練で
長期的な訓練が必要だということだ。
私自身、このサイトのタイトルのとおり
「本当の自分」で生きていくと決め
「本当の自分」で生き始めたと思っていたが
まだまだだなぁ
でも、一生かけても「本当の自分」を思い出したい。
呼吸を使った瞑想を毎日やる
という宿題も出たし
体感していくしかないのだろう。
これからの変化が楽しみだ。