古事記に日本の心を学ぶ塾

2016年4月から
今野華都子先生の古事記塾に参加している。

今野先生が主宰する古事記塾は全国に30ほどあり、
私は昨年まで新潟古事記塾に所属していた。

テキスト7冊終了と同時に卒業となったため
今年からオンライン古事記塾に参加している。

古事記というと
神様の名前を読んだり覚えたりするのが大変そう
というイメージがあるが、

今野先生の古事記塾は
「古事記を学ぶ」のではなく
「古事記から何を学ぶか」が毎回のテーマとなる。

『古事記に日本の心を学ぶ塾』なのだ。


私たちは何を基準に生きているか

私たちが生きていくうえでの判断基準は
「日に基づく生き方」だ。

つまり、
「お天道様が見ていらっしゃる」
これが、私たち日本人の中にある最高の判断基準だ。

古事記に出てくる神様たちは
立派なことやすごいことを成し遂げた神様?
と思いきや、たくさんの失敗をしている。

そして、この神様たちは私たちの祖先である。

私たちの祖先である神様は
どんな失敗をして、その時どう感じてきたか

私たちは、神様の生き方をとおして
たくさんのことを学ぶことができる。


私たちの中にはどれだけのものがあるか

遺伝子にどれだけのものが刻まれているか

コロナの収束が見えないなか、
不安になる人も多いが

日本というのは自然災害の一番多い国
私たちの祖先はどんな悲しみも困難も乗り越えてきた。

この乗り越えていく力「超克(ちょうこく)の力」が
私たちの中に備わっていると信じる
それだけでも力がわいてくる。

学び始めてもうすぐ6年
学んでも学んでも忘れてしまうこと多くて
我ながら嫌になるが

だからこそ、
学び続けることが大事だと実感している。

そして、今野先生も毎回おっしゃるが
「知識は使ってはじめて価値がある」ということ。

「学ぶこと」は「実行すること」なのだ。